土地を先に購入して、数年後に住宅を建てる時に注意するべき3選!!

こんいちは!カワルです。
今回は、土地を先に購入して、数年後に住宅を建てる場合、注意するべき3項目をお話します。
知っているか知らないかでは、数百万円の損をしてしまう可能性があるので是非参考にして下さい!

1.契約不適合責任期間

1つ目は、契約不適合責任期間です。
契約不適合責任期間とは、簡単に話すと・・・
地中からゴミや殻が出てきた場合に売主の責任と負担で処分してくれる期間のことを言います。

不動産屋の慣行で売主が一般人の場合、契約不適合責任期間は土地引渡し後から3か月となっています。
そうなうと、土地の引き渡しを受けてから、数年後に住宅を建てる場合、地中からゴミや殻が出てきた場合、買主の責任と負担で処分をしないといけないという事になります。

ゴミや殻の処分費用は、処分してみないと量が不明確ですが、私の経験上、約30万円~200万円程掛かります。

「地中埋設物の処分費用を回避する為にできること」
①契約不適合責任期間を交渉する
②土地引渡し後、3か月以内に基礎着工する
③②が難しければ、土地契約後若しくは、土地引渡し後、地盤調査をする

契約不適合責任の詳細については別の記事を参考にしてください!
土地探しの注意点 契約不適合責任について

2.不動産取得税の減額期限

不動産取得税とは不動産を取得した時に1回だけ課税される税金です。

不動産取得税
納税額=不動産の価格*1×税率*2
*1令和9年3月31日までに宅地評価の土地を取得した場合は、宅地評価土地の価格×1/2
*2土地・・・3% 

ただし、不動産取得税は住宅用土地の取得に対する減額があります。

愛知県 不動産取得税のあらまし 令和6年5月

減額される額の上限は、㋐45,000円若しくは、㋑1㎡あたりの土地価格×(住宅の床面積×2)×3%のどちらか大きい方となります。
簡単にお話すると・・・
住宅の床面積が100㎡(30.25坪)の場合、200㎡(60.5坪)までの土地なら不動産取得税が掛からないという事になります。
ただし、期限は、減額条件①土地を取得した日から3年以内に住宅が新築される事となっています。

3.住宅ローン控除の要件

住宅ローン控除とは、住宅ローンを利用してじゅうたくを新築した場合に毎年の住宅ローン残高の0.7%を最大13年間、所得税から控除する事ができる制度です。

土地取得を先にした場合、土地を購入するときに利用したローンが、住宅ローン控除の対象になるかどうかは住宅を建築する期間によって異なります。

令和5年分 住宅借入等特別控除チェック表 名古屋国税局・税務署

土地の購入時に利用したローンを住宅ローン控除の対象とする為には、土地を取得してから2年以内に住宅ローン控除を受ける条件をみたす家屋の新築をする必要があります。

土地を先に購入するときの注意点まとめ

今回は、土地を先に購入するときに注意点についてお話しました。

注意点
①契約不適合責任期間・・・通常:土地引渡し後3か月(交渉次第)
②不動産取得税の減額・・・土地取得日から3年以内
③住宅ローン控除の適用・・土地取得日から2年以内

注意点は上記の3つです。
3つ合わせると数百万円の減額や控除になります。

最後まで目を通していただき、ありがとうございます!
是非、お得な家づくりをしてください!!

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