【住宅失敗事例】 トイレ編 ペーパーホルダーの位置

住宅失敗事例

今回は、「トイレットペーパーホルダーの位置」についての失敗事例をご紹介します。トイレは毎日使う場所です。小さいお子様(2歳児~)お年寄り迄、どんな人にも使いやすいユニバーサルデザインが求めされます。使い勝手が悪いと、大きなストレスになります。見落としやすいポイントなので是非参考にして下さい。

①遠くて使えない。(幼児、お年寄り編)

「ママーおしっこでたー」と、毎回子供に呼ばれ家事が中断する。

トイレットペーパーが届かないので、トイレが終わるまで待っていないといけません。

ペーパーホルダーの位置で、効率的に家事をする為の妨げとなってしまう事があります。
子供は何でも自分でやりたい時期なので、自立して出来ることで達成感を感じます。また、お年寄の方は、出来るだけ自分の事は自分でやりたいと思ってます。トイレが自立して使える事は、とても重要になります。
各設備メーカーは、ペーパーホルダー位置を、便器の先端から10cmにペーハーホルダーの中心がくるように推奨しています。また設計段階で壁補強をしておけば、現地で立会いをして取り付ける事が可能です。

②1階と2階の位置が違って違和感を感じる

皆様は、ペーパーホルダーの位置が、1階は右にあり、2階は左にあるという事を家が完成してから気づいたらどう思いますか?

A:「使っていればなれるから問題ない」
B:「できれば建てる前に教えて欲しかった」

AとBの様に意見が割れると思います。実際に私が住宅営業をしていた頃、上記内容でクレームを頂いた事があります。

些細な事ですが、可能な間取りであれば統一することをお勧めします。

③ペーパーホルダーの音で夜起きてしまう。

ペーパーホルダーは使うと振動します。その為、寝室の横にトイレがあり、寝室側の壁にトペーパーホルダーがついていると振動の音がうるさいくて夜起きてしまう事があります。これも私が営業をしていた頃、実際にあったクレームです。音が気になる場所には、トペーパーホルダーを付けないようにして下さい。

今日のKIZUKI

毎日使う場所は、とても重要なので他の場所の失敗例などもチェックして自分が納得できる家を建ててください。

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