こんにちは!カワルです!
今回は「土地探しの注意点 建築会社と先に契約をする」についてお話をします。
土地探しをする場合、良い土地が見つかったとしても、土地と建物の総額の把握に時間が掛かってしまい、検討している間に土地が他の人に購入されてしまうことがあります。
「まずは、建物を先に契約をして金額を確定しましょう!」という建築会社もあありますが、建物を先に契約する事はおススメではありません!!
その理由を以下でお話します!是非参考にして下さい☆
違約金が掛かることがある
契約時の手付金が解約、違約金になる
建築会社と請負契約を締結する場合、契約時に手付金(原則10%)を支払う事になります。
建築会社によっても異なりますが、手付金は50万円~100万円位迄が多いです。
建築会社と建築請負契約後、土地が見つからず解約になった場合、手付金が違約金として没収されるケースがあります。
私の経験上、手付金の返却についてトラブルになっていケースを多く見てきました。
担当者のやる気が落ちる
営業マンのゴールは「毎月新規契約を結ぶこと」
建築会社の営業マンのゴールは毎月の新規契約を締結する事です。
その為、土地が無くても先に建物の契約をお願いされることがあります。
しかし、契約をしまうと1番のゴールが達成されてしまう為、契約前と比べると担当者のやる気が落ちてしまうのが現実です。
契約して最初の2~3か月は土地探しを頑張ってくれてたとしても、それ以降土地探しはお客様任せ又は不動産業者任せになることが多いです。
紹介される土地が少なくなる
工法の制限や得意不得意で紹介してもらえる土地に制限がでる
建築会社によって工法の違いがあります。
例えばユニット工法を扱っている建築会社の場合道幅が狭いと工事が出来ない為、道が3m以下の物件は紹介されないことが多いです。もちろん周辺環境により一部例外もありますが・・・
また、高低差がある物件やがけ条例の規制がある土地の場合、深基礎(掘り下げ基礎)の施工可能深さが建築会社によって異なる為、高低差がある土地が苦手な会社の場合、高低差がある土地は紹介してもされないことが多いです。
まとめ
今回は、建築会社と土地が見つかる前に契約をする注意点をお話しました。
違約金が出ない覚書、契約後の約束(土地探しについて)などを明確にすることをすれば先に契約をしてもデメリットは少なくなります。
最後まで目を通して頂き有難うございます。
皆さんの良い家づくり・土地探しができることを心からお祈りしています!
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