どんな家がいいか分からない方へ

こんにちは、カワルです。
今回は、「どんな家が良いかわからない方へ」お役に立つお話しをさせて頂きます。
私が住宅営業をしていた時、「どんな家が良いですか?」と尋ねても
「よくわからない」との返答が意外と多かったです。
是非参考にしてください!

建築予算から考える

まずは、「建築可能予算」を考えましょう!
①自己資金(現金)
②ローン(月払い・ボーナス払い・借入期間)
③年収負担率(25%以内)

まずは、建築可能額から検討しましょう!
こんな家を建てたいと思っても可能予算内でなければ日常生活が苦しくなってしまいます。
建築可能予算の計算例を以下にご紹介します。

建築可能予算の計算例

(例)
主人(26歳)/年収500万円
奥様(25歳)/年収300万円
自己資金(現金):200万円
借入期間:40年間/金利0.6%
年間おススメ支払額(年収負担率25%)=200万円以下(月11.7万円・ボ30万円)

上記の例で計算します。
年収負担率25%以下、年間返済額200万円で計算した場合、借入可能額は、7,122万円です。

借入期間を35年間にした場合、借入可能額は6,322万円となります。

自己資金(現金)が200万円ありますので、借入可能額と合算すると、建築可能額は7,322万円~6,522万円となります。

あくまで、一般論のお話しなので、個別の家計状況や趣味嗜好にあわせた個別相談(ファイナンシャルプランの作成)がおススメです。

性能から考える

重視してほしい性能は
①耐震性
②耐久性
③メンテナンス性

私が、これから家を建てる方に重視していただきたい性能は上記3点になります。

1番目に耐震性です
私が住んでいる東海地方では、30年以内に東海大地震がくる確率が88%と言われています。
地震で倒壊せず、家族の命を守れる家を建築してほしいと思います。

2番目に耐久性です
日本の木造住宅は、築30年~40年位で建替えをされてきました。
しかし、長寿命化による老後に掛かる生活費や、物価上昇による家の建て替えコストを考えると、今後建替えはかなりの負担になることが想像できます。
国も今までの日本の住環境=解体して再建築する(スクラップアンドビルド)から適切なメンテナンスをして長く住む(ストック)を目指して耐久性の基準=長期優良住宅認定制度を制定しました。
この基準には、構造体の劣化対策に基準が作られています。

3番目にメンテナンスです。
家を長持ちさせるためには、適切なメンテンナンスが必要です。
これは建築会社により異なりますので、30年~50年間住んだ場合のメンテナンスコストを確認するようにしてください。

各種性能については下記の記事を参考にして下さい。
性能を意識した家づくり 7つの性能 | KIZUKEBA=カワル (kizukeba-kawaru.me)

まとめ

ご自身の建築可能予算内でなるべく、地震に強く・長く住める・メンテナンス費用が安い家の建築をお勧めしています。
安ければ安い方が良いという考えもあるかもしれませんが、地震で壊れてしまった・30年で建替えが必要・メンテナンス費が高いという家だと困ってしまうと思います。

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