こんにちは、カワルです!
今回は土地の高低差の処理方法についてお話します。
建築費用が変わるので是非参考にしてください。
土地の「高低差」とは何か?
高低差とは上記図の様に、道等の高さと家を建築する高さの「高い・低いの差」のことを言います。
土地に高低差があると土が雨等で流れないようにする為に造成費がかかります。土地の購入を検討するとき高低差の処理方法により造成費用が大きく変わります。
1M未満の高低差の処理方法
高低差が1m未満の場合はコンクリートブロック又は法面処理で施工する事が出来ます。
①コンクリートブロック塀
土留めの種類の中では比較的安価で施工が出来できます。施工範囲によっても変わりますが、費用は、約50万円~100万円程度掛かります。
②法面処理
法面処理は高低差の角度を30°以下にすることを言います。
30°以下の角度のことを建築では安息角と言います。
また、安息角とは一定の高さから粉体を落下させたときに崩れることなく安定を保つ傾斜角度のことを言います。
法面の場合費用は掛かりませんが、法面の仕上げを芝や石積み等にする場合には芝の費用、石の費用が掛かります。
1Ⅿ以上の高低差の処理方法
高低差が1m以上場合はコンクリート擁壁・CP擁壁・法面処理で施工することが出来ます。
以下の表はそれぞれの施工可能な高低差とおおよその費用をまとめたものになります。
施工方法 | 施工可能高低差 | 費用※ |
鉄筋コンクリート擁壁(L型擁壁) | 1M~5M以下 | 200万円~ |
CP擁壁 | 3M以下 | 150万円~ |
法面 | 制限無 | 0円~ |
①コンクリート擁壁(L型擁壁)
コンクリート擁壁(L型擁壁)とは、ローマ字の「L」型をした、国土交通大臣の認定品の擁壁のことをいいます。
②CP擁壁
CP擁壁とは、国土交通大臣認定品のコンクリートブロックを使用した擁壁のことをいいます。
まとめ
高低差がある土地を購入する場合、高低差の処理方法によって建築費用が大幅に異なります。
土地購入前に必ず建築会社に現地確認してもらい、高低差の処理方法について提案を受け、見積を確認してください!
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