2024年3月19日に日銀がマイナス金利解除を発表しました!
私たちの家計にどのような影響が出るのかまとめてみました。
日銀の今後の方針
日銀は、2%の「物価安定に目標」が持続的・安定的に実現していく見通せる状況に至った判断しマイナス金利政策の解除を決定しました。
今後、短期金利は0.0%~0.1%程度で推移するように促していく方針です。
また、現在の経済・物価見通しを前提にすれば、当面緩和的な金融環境が継続するとか考えられています。
変動金利が0.1%上昇した場合、家計の影響
現在の変動金利は概ね0.4~0.5%程度です。
仮に借入期間35年、5000万円借り入れをした場合、毎月の返済額の上昇は月2,222円です。
今すぐどうこうするという問題にはならないと考えられます。
固定金利と変動金利どっちが得か
長期固定金利はフラット35を参考にすると、年1.840%程度です。
それに比べ変動金利は0.5%程度ですので差が1.34%あります。
変動金利が1.34%上昇する為にはあと5~7回以上金利上昇をしないといけないと予想されている為当面に間は変動金利がお薦めと考えられています。
住宅ローンの重要ポイント
住宅ローン(元利均等返済)の重要はポイントは当初10年をいかに安く借りるかといわれています。
元利均等返済は借入の10年間で利息を約半分ほど支払う仕組みになっているので当初10年間の金利を安くすることは住宅ローンを利用するにあたりとても重要なポイントになります。
まとめ
マイナス金利は解除の方針が決定されましたが、当面の間大きな金利上昇はないと考えられています。
今すでに住宅ローンを組んでいる方は上がったときのことを考え家計の見直し等の対策をお勧めします。また、これから新規でローンを組まれる方は、実際に借入する金利は変動でも上昇を見越した支払い計画にすることをお勧めします!
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